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この記事でわかること
✓ ドラマの序盤から最終回までの物語の全貌
✓ 主人公の達郎とヒロイン薫のキャラクター設定とふたりの関係性
✓ 「僕は死にません!」などドラマを象徴する名言や名シーン
✓ 物語の結末だけでなく、作品が持つ魅力や視聴者からの評価
「僕は死にません!」― あの感動をもう一度、振り返ってみませんか?
1991年に放送され、社会現象を巻き起こした不朽の名作ドラマ『101回目のプロポーズ』。

本記事では、序盤の出会いから波乱の中盤、そして涙の最終回までの全話あらすじを徹底解説します。
さらに物語を彩る登場人物の魅力や、心に響く名言はもちろん、ヒロイン・薫の行動が一部で「ひどい」と言われてしまう理由についても、現代の視点から深く考察。
懐かしい記憶をたどる方も、初めて作品に触れる方も、この記事を最後まで読めば『101回目のプロポーズ』の魅力のすべてがわかります。
ドラマ『101回目のプロポーズ』のあらすじを徹底解説

物語を深く味わうために、まずは作品の基本情報から見ていきましょう。ここでは、登場人物の紹介から涙の最終回まで、以下の項目に沿って詳しく解説します。
- 名作ドラマ『101回目のプロポーズ』の基本情報
- 主な登場人物とキャスト【相関図・当時の年齢も】
- 全体のあらすじ【ネタバレなし】
- 全12話のあらすじ【各話詳細】※ネタバレあり
- 最終回の結末(ネタバレ注意)
- 『101回目のプロポーズ』の名言・名シーン3選
名作ドラマ『101回目のプロポーズ』の基本情報
『101回目のプロポーズ』は、1991年7月1日から9月16日までフジテレビ系列の「月9」枠で放送されたテレビドラマです。
本作品が今なお名作として語り継がれる理由は、当時の社会現象ともいえるほどの大きな反響を呼んだことにあります。
「美女と野獣」をコンセプトにした純愛物語
具体的には、浅野温子さん演じる美貌のチェリストと、武田鉄矢さん演じる恋愛に不器用な中年サラリーマンが登場します。
この「美女と野獣」をコンセプトにした異色の恋愛模様が、多くの視聴者の心を掴みました。その人気は視聴率にも表れており、最終回では36.7%という高い数字を記録しています。
ちなみに本作の脚本は野島伸司さんが手掛け、主題歌であるCHAGE&ASKAの「SAY YES」も記録的な大ヒットとなりました。
項目 | 内容 |
放送期間 | 1991年7月1日~9月16日 |
放送枠 | フジテレビ系列 月曜21時枠 |
脚本 | 野島伸司 |
主題歌 | CHAGE&ASKA「SAY YES」 |
平均視聴率 | 23.6% |
最高視聴率 | 36.7%(最終回) |
主な登場人物とキャスト【相関図・当時の年齢も】
『101回目のプロポーズ』の物語は対照的な主人公ふたりと、ふたりを取り巻く個性豊かな人物たちによって展開されます。
ここでは主要な登場人物と演じたキャストを、当時の年齢を交えながらご紹介します。登場人物たちの年齢設定を知ることで、より深く物語に感情移入できるでしょう。
物語を彩る主要な登場人物たち
矢吹薫|演:浅野温子(当時30歳)
オーケストラに所属する30歳の美しいチェリスト。3年前に結婚式当日に婚約者を事故で亡くした過去を持ち、新たな恋に臆病になっています。
星野達郎|演:武田鉄矢(当時42歳)
建設管理会社に勤める42歳の万年係長。お見合いに99回連続で失敗。一途で誠実な性格ですが恋愛には不器用です。
星野純平|演:江口洋介(当時23歳)
達郎の20歳年下の弟で法学部に通う大学生。兄とは対照的にルックスも良く人気がありますが、兄思いの心優しい青年です。
矢吹千恵|演:田中律子(当時19歳)
薫の妹で純平と同じ大学に通っています。姉の幸せを心から願っており、達郎との関係を後押しする存在になります。
沢村尚人|演:竹内力(当時27歳)
薫と同じオーケストラに所属するバイオリニスト。薫に想いを寄せており、物語序盤の達郎の恋敵として登場します。
藤井克巳|演:長谷川初範
達郎の上司として大阪から転勤してきた人物。亡くなった薫の婚約者と瓜二つの容姿をしており、薫の心を大きく揺さぶります。
全体のあらすじ【ネタバレなし】

『101回目のプロポーズ』は、何度失敗しても一途にひとりの女性を愛し続ける、不器用な男性の純愛を描いた物語です。
主人公の星野達郎は、これまで99回もお見合いに失敗してきた、さえない中年サラリーマンでした。
一方、ヒロインの矢吹薫は、結婚式当日に婚約者を事故で亡くしたという深い心の傷を抱える、美貌のチェリストです。
対照的なふたりの出会い
そんなふたりが100回目のお見合いで出会うところから、物語は始まります。住む世界も見た目もまったく釣り合わない達郎と薫。

達郎は薫に一目惚れし、断られても諦めることなく、まっすぐに愛情を伝え続けます。
はじめは戸惑い、心を閉ざしていた薫も、達郎のひたむきな姿に少しずつ惹かれていきます。
果たして達郎の恋は実を結ぶのか、そして薫は過去の悲しみを乗り越えることができるのでしょうか。ふたりの恋の行方を描いた、感動のラブストーリーといえるでしょう。
全12話のあらすじ【各話詳細】 ※ネタバレあり
※ ここでは『101回目のプロポーズ』がどのような物語展開を見せるのか、各話のあらすじを簡潔に紹介します。物語のより具体的な流れを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

前半|出会いから運命のプロポーズまで
第1話「運命のお見合い」
99回もお見合いに失敗した星野達郎は、100回目の相手としてチェリストの矢吹薫と出会います。
達郎は一目惚れしますが、薫の心は亡き婚約者に縛られていました。達郎は諦めきれず、薫の妹・千恵に教えられた「50年後の君を今と変わらず愛している」という言葉を叫びます。
偶然にもそれが薫の思い出の言葉だったため、彼女の心を大きく揺さぶります。
第2話「一生に一度の賭け」
薫からの「思い切ったことができる人が好き」という言葉を真に受けた達郎は、ボーナスの全額を競馬につぎ込みます。
結果は外れてしまいますが、そのあまりにも純粋な行動に薫は心を動かされ、ふたりの関係は少しずつ変化していくのでした。
第3話「僕が幸せにします」
達郎は会社の後輩・涼子が、上司から受けるセクハラ問題に直面します。
自らの課長昇進を犠牲にする可能性がありながらも、後輩を守ろうとする達郎の誠実な姿を目の当たりにし、薫は彼の人柄にさらに惹かれていきました。
第4話「愛が動く時」
薫の父・孝夫が上京し、達郎と最悪の形で出会います。しかし達郎が娘を想う気持ちの真摯さに触れ、次第に彼を認めるようになりました。
父の言葉もあり、薫は故郷の浜松で過去の恋にひとつの区切りをつけようと決心するのでした。
第5話「愛のない結婚できますか?」
達郎と薫は、薫のピアノ教室の生徒・裕太を交えて初めてのデートをします。
そこで起きたトラブルに対し、達郎が見せた優しさと責任感ある行動は、薫に「人は変われる」という希望を抱かせ、ふたりの距離を大きく縮めることになります。
第6話「婚約」
達郎を好きになっていく一方で、愛する人を再び失うことを恐れる薫。その葛藤を知った達郎は、走ってくるトラックの前に飛び出し「僕は死にません!」と叫びます。
命がけのプロポーズを受け、ついに薫は達郎との婚約を決意しました。
後半|新たな恋敵の登場とふたりの試練
第7話「まさかあの人が」
婚約し、幸せな未来を描き始めた矢先、薫は街で亡き婚約者・真壁と瓜二つの男性とすれ違います。その偶然の出会いが、ふたりの運命に大きな影を落としていくことになりました。
第8話「悲しき婚約指輪」
真壁そっくりの男・藤井が、達郎の新しい上司として会社に現れます。藤井の存在に薫の心は激しく揺れ動き、達郎との関係にも少しずつすれ違いが生まれてしまいました。
第9話「婚約者を取り返せ」
薫と藤井は急速に距離を縮めていきます。その事実に気づいた達郎は深く苦悩しますが、薫を取り返すことを諦めませんでした。薫の心は達郎と藤井の間で引き裂かれます。
第10話「僕はあきらめない」
藤井からプロポーズされた薫は、悩み抜いた末に達郎との婚約を破棄し、指輪を返します。
達郎は会社を辞める決意をしますが、「もう一度男としてあなたを取り返す」と薫への想いを諦めないと宣言しました。
第11話「愛の女神よ!」
達郎は薫にふさわしい男になるため、司法試験の猛勉強を開始します。一方の薫は、藤井との関係の中で彼の人間性に違和感を覚え始め、心は再び迷いの中にありました。
最終話「SAY YES」
司法試験に落ちた達郎は、婚約指輪を海に捨ててすべてを諦めます。
しかし自分の本当の気持ちに気づいた薫は、コンサート会場を飛び出します。そして達郎が働く工事現場へウェディングドレス姿で駆けつけ、感動のラストシーンで物語は完結するのでした。
感動的な最終回の結末(ネタバレ注意!)
多くの視聴者が涙した『101回目のプロポーズ』の物語は、感動的な結末を迎えます。
ここでは最終回に至るまでの流れを解説します。クライマックスの詳細は、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

すれ違うふたりの決断
物語の終盤、薫は亡き婚約者に瓜二つの藤井に対し、「50年後の私をどう思う?」と問いかけます。彼の答えを聞いた薫は、藤井が自分の求める愛の形を持つ人ではないと確信し、別れを告げました。
そして自分を本当に愛し、支え続けてくれたのは達郎だったと、自身の本当の気持ちに気づくのでした。

一方、薫のために司法試験に挑戦していた達郎ですが、結果は不合格に終わります。
すべてを失ったと感じた達郎は、薫との未来を完全に諦めます。そして用意していた婚約指輪を、自暴自棄に海へと投げ捨ててしまいました。
感動のクライマックスへ
しかし物語はここで終わりません。
「どんな顔をして会えるの」とためらう薫を、妹の千恵が「どんな顔だっていいじゃない!」と強く後押しします。
その言葉に背中を押された薫は、チェロのコンサートの舞台を飛び出し、達郎のもとへと向かいました。
舞台は深夜の工事現場です。働き続ける達郎の前に、ウェディングドレス姿の薫が息を切らして現れます。
「僕にはもう何もありません」と弱々しく語る達郎。果たして、そんな彼に薫はどのような言葉をかけるのでしょうか。そして高価な婚約指輪がない中で、ふたりが見つけ出す「愛の証」とは。
ドラマ史に残る感動のラストシーンは、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

「101回目のプロポーズ」を見る方法は、こちらの欄で取り上げています。
『101回目のプロポーズ』の名言・名シーン3選

『101回目のプロポーズ』には、30年以上経った今でも語り継がれる印象的な場面が数多くあります。ここではその中でも、特に象徴的といえる名言・名シーンを3つ選び、ご紹介します。
1. 「僕は死にません!」(第6話)
ドラマ『101回目のプロポーズ』を象徴する、もっとも有名なシーンといえるでしょう。恋をすること、そして愛する人を再び失うことを恐れる薫に対し、達郎が想いを伝える場面です。
達郎は、薫の目の前で走ってくるトラックの前に飛び出します。そして、「あなたが好きだから、僕は死にません。僕が、幸せにしますから!」と、命がけで自らの愛情を証明しました。
不器用ながらも純粋な魂の叫びは、多くの視聴者の心を打ちました。
2. 「50年後の君を今と変わらず愛してる!」(第1話)
物語の始まりを告げる、重要なプロポーズの言葉です。
お見合いで一度は断られた達郎が、薫のもとに駆けつけて叫んだこのセリフ。実は、薫が亡くした婚約者から贈られた言葉とまったく同じでした。
この運命的な一言が、閉ざされていた薫の心を大きく揺さぶり、ふたりの関係が始まるきっかけとなります。
3. ふたりが見つけ出す「愛の証」(最終話)
物語のフィナーレを飾る、涙なしには見られない名場面といえるでしょう。すべてを失ったと感じる達郎が働く工事現場へ、薫がウェディングドレス姿で駆けつけます。
婚約指輪がない中で、ふたりが見つけ出す「愛の証」とはどのようなものだったのでしょうか。お金や地位、外見ではない、ふたりだけの真実の愛の形がそこに描かれています。

「愛の証」のシーンがどのように描かれるのかは、ぜひあなたの目で確認してみてください。
確認する方法はコチラの欄でお伝えしています。
関連記事 月9ドラマ
『101回目のプロポーズ』あらすじ以外の魅力も深掘り

物語の世界に浸った後は、少し視点を変えてみましょう。この章では、今だからこそ語れる評価や主題歌の秘密、聖地巡礼ガイドまで、知るともっと面白くなる情報を次の構成順でまとめました。
- 「薫はうざい?」今こそ語れる賛否両論
- 主題歌・CHAGE and ASKA「SAY YES」が大ヒット
- ロケ地はどこ?『101回目のプロポーズ』聖地巡礼ガイド
- 『101回目のプロポーズ』を視聴する方法
- 『101回目のプロポーズ』に関するよくある質問(FAQ)
「薫はうざい?」今こそ語れる賛否両論
『101回目のプロポーズ』を今見返すと、ヒロイン・薫の言動について、放送当時とは異なる感想を抱く視聴者も少なくありません。
薫の行動が「うざい」あるいは「ひどい」と感じるという声は、インターネット上でも度々見られます。
現代の視点から見た薫の言動
そのように感じられる理由として、達郎を一途に愛することができず、常に迷いを見せる態度が挙げられます。
例えば、達郎にボーナス全額を競馬につぎ込ませるような無茶な要求をすること。
また命がけのプロポーズで一度は、婚約したにも関わらず、亡き婚約者にそっくりな藤井が現れると、すぐに心を揺らして婚約を破棄してしまう展開です。

達郎の視点で見ていると、薫の行動はあまりに自己中心的で、振り回しているように映るかもしれません。
一方で共感を呼んだ背景
しかし一方で薫の立場に立つと、その行動の背景には同情すべき事情があります。薫は結婚式の当日に愛する人を失うという、計り知れないほどの深いトラウマを抱えていました。
薫の優柔不断に見える態度は、新しい恋に進みたい気持ちと、「また愛する人を失うかもしれない」という恐怖との間での必死の葛藤です。
またひとりの人を想い続けることが、「純愛」として美徳とされた当時の時代背景も、彼女のキャラクターを理解する上で重要でしょう。
以上のように、薫という人物は単純な善悪では測れません。彼女の行動が今なお議論を呼ぶこと自体が、このキャラクターがいかに人間らしく、深く描かれていたかの証明といえるでしょう。
主題歌・CHAGE and ASKA「SAY YES」が大ヒット
ドラマ「101回目のプロポーズ」を語る上で絶対に欠かせないのが、CHAGE and ASKAが歌う主題歌「SAY YES」です。
この曲とドラマはもはや切り離して考えることができないほど密接な関係にあります。そして互いのヒットを支え合う形で社会現象を巻き起こしました。
記録的な大ヒット
「SAY YES」が達成したヒットの規模は驚異的です。
オリコンシングルチャートで13週連続1位を記録し、累計売上は282万枚を突破しました。
これは当時の日本記録を更新するほどの歴史的な大ヒットであり、いかに多くの人々の心を掴んだかがわかります。
ドラマを彩る計算された演出
また単に人気曲であっただけでなく、ドラマの演出と完璧に連携していました。
物語が最高潮に達する場面で流れる荘厳なシンセサイザーのイントロは、視聴者の感情を揺さぶる合図のようでした。
主人公の心情とリンクする歌詞
さらに興味深いのは、ドラマ本編では主に2番の歌詞が使われたことです。
そして最終回のラストシーンで初めて、1番の「余計な物など無いよね」という歌い出しが流れる点は、この演出が紆余曲折を経たふたりの結末をより感動的にしたといえるでしょう。
加えて、歌詞の内容が主人公・達郎の心情そのものであったことも大きな要因です。

「僕は死にません」という行動で愛を示した達郎の姿は、「SAY YES」の持つ一途な世界観と重なります。
ドラマと主題歌の完璧な相乗効果が、両方を不朽の名作へと押し上げたのです。まさに「もうひとりの主役」と呼ぶにふさわしい名曲といえるでしょう。
ロケ地はどこ? 『101回目のプロポーズ』聖地巡礼ガイド

『101回目のプロポーズ』には、物語の感動を一層深める印象的な場所が数多く登場します。
ここではドラマのファンなら一度は訪れてみたくなる、主要なロケ地をご紹介します。
放送から30年以上が経過し、風景が変わってしまった場所もありますが、当時の雰囲気に思いを馳せながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
「僕は死にません」あの伝説の道路はここ!
ドラマ史に残る達郎の魂の叫びが響き渡ったあの名シーンは、千葉県浦安市にある「浦安シンボルロード」で撮影されました。
JR新浦安駅の近くにある、片側3車線の非常に広い道路です。
撮影当時は周辺にまだ建物が少なく、交通量もわずかだったため、何度もトラックを走らせるような大掛かりな撮影が可能だったようです。
現在は高層マンションやホテルが立ち並ぶ美しい街並みに変わっており、当時の面影を探すのは難しいかもしれません。
ちなみに、このシーンは武田鉄矢さん自身がスタントマンなしで演じたことでも知られています。
その他の主要ロケ地
伝説の道路以外にも、物語の重要な場面で使われたロケ地が都内近郊に点在しています。
達郎が「50年後の君を…」と叫んだホール
薫が出演する演奏会のシーンで何度も登場したホールは、東京都渋谷区にある「Bunkamuraオーチャードホール」です。
薫と千恵が暮らすマンション
物語の主な舞台の一つである矢吹姉妹の自宅は、東京都杉並区高井戸東にあるマンションが使われました。
結婚式の予定だった教会
薫がかつて結婚式を挙げるはずだった教会や、物語の重要な転機となる場面は、静岡県伊豆市の「ラフォーレ修善寺」で撮影されています。
ラストシーンで薫が走ってきた場所
最終回でウェディングドレス姿の薫が達郎のもとへ駆けつけた感動的な場面は、東京都渋谷区の「参宮橋交差点」周辺で撮影されました。
達郎と薫がデートした遊園地
ピアノ教室の子どもを交えて3人でデートした場所は、神奈川県川崎市にあった「向ヶ丘遊園」でした。残念ながら、この遊園地は2002年に閉園しています。
『101回目のプロポーズ』を視聴する方法

名作ドラマ『101回目のプロポーズ』をもう一度見たい、あるいは初めて見てみたいという方もいるでしょう。
本作品は動画配信サービスやDVDなどで視聴することが可能です。
しかし放送から年数が経っているため、すべてのサービスで配信されているわけではありません。そのため視聴できるプラットフォームは限られているのが現状です。
2025年9月現在、視聴が確認されている主な方法を下記にまとめました。
動画配信サービスで視聴する
Amazonプライム・ビデオ(FODチャンネル)
Amazonプライム会員の方が、追加で「FODチャンネル for Prime Video」に登録することで、見放題作品として視聴できます。
プライム会費とは別にチャンネル登録料が必要ですが、フジテレビの名作ドラマをまとめて楽しみたい方には便利な方法です。
Netflix(ネットフリックス)
定額制の動画配信サービスで、「見放題」作品として全話視聴できます。追加料金なしで楽しめる点がメリットですが、無料お試し期間は基本的にありません。
J:COM STREAM(ジェイコム ストリーム)
J:COMのサービス加入者向けのプラットフォームで、レンタル作品として配信されています。
宅配DVDレンタルで視聴する
TSUTAYA DISCAS(ツタヤ ディスカス)
こちらはDVDを自宅に届けてくれる宅配レンタルサービスです。動画配信が見られない環境の方や、配信サービスでは見つからない過去の作品を探している場合に適しています。
DVD-BOXの購入
手元に作品を残しておきたい方や、配信終了などを気にせずいつでも見返したい方には、発売されているDVD-BOXを購入するという選択肢もあります。
なお動画配信サービスの配信状況は、頻繁に変更されることがあります。ここで紹介した情報は参考としていただき、視聴する前には各サービスの公式サイトで最新の配信状況を必ずご確認ください。
『101回目のプロポーズ』に関するよくある質問(FAQ)

ここではドラマ『101回目のプロポーズ』に関して、視聴者の方からよく寄せられる質問とその答えをまとめました。
Q1. ドラマの続編や、達郎と薫のその後を描いた物語はありますか?
はい、達郎と薫の物語には続きがあります。
放送から34年のときを経て、正式な続編となる連続ドラマ『102回目のプロポーズ』の制作が発表されました。
この新しい物語の主人公は、達郎と薫の娘である星野光(ひかる)です 。父親となった達郎ももちろん登場し、新たなラブストーリーが描かれる予定です
Q2. 最高視聴率は何パーセントですか?
最高視聴率は、最終回(終楽章)で記録した36.7%です(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
この数字は、当時のテレビドラマとして非常に高く、本作がいかに多くの注目を集めた社会現象であったかを物語っています。
ちなみに、全12話の平均視聴率も23.6%と高い水準を記録しました。
Q3. 「僕は死にません」の名シーンは何話ですか?
あの有名な「僕は死にません」のシーンが登場するのは、第6話「婚約」です。
物語のクライマックスである最終回の場面だと記憶している方も多いかもしれませんが、実は全12話のちょうど中盤にあたります。
この命がけのプロポーズによって薫が達郎の想いを受け入れるという、物語の大きな転換点となる重要な場面でした。
『101回目のプロポーズ』あらすじと全情報の総まとめ

『101回目のプロポーズ』は、お金や外見ではない「真実の愛の形」とは何かを、30年以上経った今も私たちに問いかけ続けています。
ぜひこの機会に、動画配信サービスなどで伝説の純愛物語をもう一度味わってみてください
- 1991年にフジテレビ月9枠で放送された大ヒット恋愛ドラマである
- 脚本家は野島伸司、主題歌はCHAGE&ASKAの「SAY YES」
- 最終回の最高視聴率は36.7%を記録し社会現象となった
- 主人公は99回見合いに失敗した星野達郎(武田鉄矢)
- ヒロインは婚約者を亡くしたチェリストの矢吹薫(浅野温子)
- 物語は達郎と薫の100回目のお見合いから始まる純愛ストーリー
- 達郎の弟・純平(江口洋介)や薫の妹・千恵(田中律子)がふたりを支える
- 一度は婚約するも、薫の元婚約者にそっくりな藤井(長谷川初範)が登場
- 達郎は薫との婚約を破棄され、会社も辞めてしまう
- 薫は達郎の一途な愛に気づき、多くの困難を乗り越えふたりは結ばれる
- 第6話で達郎が叫ぶ「僕は死にません!」のセリフは流行語大賞を受賞
- ヒロイン薫の揺れ動く言動には、現代において賛否両論がある
- 名シーンのロケ地は千葉県浦安市の「浦安シンボルロード」
- 視聴は動画配信サービスやDVDの購入・レンタルで可能
- 放送から34年後、娘を主人公とした続編の制作が決定している
最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事は筆者のヨミトがお届けしました(プロフィールはこちら)。